編集者や記者が主人公のオススメ映画
今回は、編集者や記者、ライターが主人公の映画を紹介します。同業者ならより楽しめますし、これから編集者や記者を目指す人にとっては、仕事の概要を知る上で良い勉強になるのではないでしょうか。
雑誌編集者・記者が主人公の映画
ドラゴン・タトゥーの女
デビッド・フィンチャー監督のサスペンスドラマ。 007のダニエル・クレイグが演じる『ミレニアム』という雑誌の記者が、40年前に起こったある失踪事件の真相を追いかけます。
記者よりもルーニー・マラー演じるハッカーのリスベットの方が目立ちますが、まあダブル主役ということで。
プラダを着た悪魔
メリル・ストリープ演じる鬼編集長は、VOGUEのアナ・ウィンターがモデルだそうです。ぶっちゃけ観てないので感想は言えないですが、アン・ハサウェイの可愛さ分は見る価値があるでしょう。
SCOOP!
福山雅治演じるスキャンダル系週刊誌のカメラマンと、二階堂ふみ演じる編集者が主人公。張り込みや撮影のシーンもリアルに描かれています。本当にこんなことやんの?と思う過激な手法を使うシーンもたくさんありますが、どこまで本当なのかは僕にはわかりません。
こんな事やらないよ!という声も聞いたことはありますが、そもそも1985年公開の『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』のリメイクなので、使われている手法も古いものである可能性はあります。
新聞記者が主人公の映画
ゾディアック
あの有名なゾディアック事件を題材にした映画。これもデビッド・フィンチャー監督作品です。すごく長い。
スポットライト 世紀のスクープ
カトリック教会のスキャンダルを、ボストン・グローブ紙の記者たちが暴いていくという実話ベースのストーリー。 記者生命を掛けた登場人物たちの仕事ぶりに、心を打たれます。
書籍編集者が主人公の映画
ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
アメリカの著名な編集者、マックス・パーキンズを主人公とした映画。小説家トマス・ウルフとの濃すぎる関係を描いています。編集者とは作家にとってどういう存在であるべきか?ということを、よく考えさせられる一作です。
その他
ゴーストライター
ゴーストライターが主人公という珍しい映画。ラストシーンが超カッコいいので、ぜひ観てみてください。
ナイトクローラー
事故現場のパパラッチが主人公という、これも珍しい映画です。ジェイク・ギレンホールの怪演が凄まじく、衝撃的な映像を撮るまでにここまでするか!と驚かされます。
現在公開中の映画(3/9現在)
最後に、現在公開中の映画も紹介しておきます。
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
スピルバーグ作品です。ニューヨークタイムズ記者たちが、国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を巡って奔走します。
「報道の自由」とはなにか?ということがよく学べるでしょう。
素敵なダイナマイトスキャンダル
雑誌編集者・末井昭氏の自伝が原作の映画です。
公開中の映画について、今後も随時更新していきたいと思います。